優!(ゆうじゃないよ、まさるだよ!)

気になった事、気付いた事をボチボチ書いて行きたいと思います。

豚ロース肉の塊(1kg)で、ハムを作ってみました。

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ど〜も、にしやん(@nishiyan_m)です。
 
 

ハムをつくってみよう。

 先日表紙を見て、即買いした「dancyu」2015年9月号。
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 思わず飛びついちゃう、表紙でしょ?
 
dancyu」は、ハタチの頃から読んでいる大好きな料理雑誌です。
雑誌『dancyu』の公式サイト(プレジデント社)
 
 その中で、4P程ですがこんな記事が!
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ハムをつくる。
 豚ロース肉の塊で「ホワイト ロースハム」を作っちゃおう。というもの。
 
 豚ロースの塊なら、冷凍庫にある。
 
 
 大まかな手順は、「塩漬けする」、「ゆでる」だけ。
 
 塩漬けとして、塩を揉みこむのでは、表面だけがしょっぱくなってしまうので、塩水に浸け込む方法が書かれています。
 
 

材料と、道具。

材料
  • 豚ロース肉(塊) ・・1〜1.2kg
  • 塩(細粒)・・130g*
  • 三温糖 ・・40g *
  • 冷水 ・・ 1ℓ *
 (*は漬け込みの塩水用)
 
道具
  • 90cm四方のセロファン(またはさらし)
  • たこ糸
  • 温度計
  • 金串
 以上が、dancyuに書かれている、材料と道具です。
 
 しかし、うちに三温糖と、セロファンは無いんで、三温糖は上白糖、セロファンはラップで代用。
 
 塩も、オーストラリアの海塩を使っているのだけど、これで代用。
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 KALDIで買った「ヒマラヤ岩塩」。
 うちではこれを、ミルで挽いて使ってます。
 食塩のようにしょっぱ過ぎずおいしい塩です。


志立 ヒマラヤ岩塩 ミル用 300g

志立 ヒマラヤ岩塩 ミル用 300g

 

ステップ 1  仕込み。

 冷凍していた、豚ロース肉の塊を前日から、冷蔵庫で解凍。
 
 国産の豚肉を推奨してますが、んな高級品は買えません。
 
 これは、チリ産です。1.1kgの塊を使います。
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 脂身が気になる方や、赤身側に血の部分や、骨等が付いていれば、この段階で切り取ります。
 
 赤身部分に、プスプスと金串で穴を開けます。
 僕は、脂身側からもプスプスしました。
 
 金串で刺すことで、表面だけでなく、中まで味を沁みやすくします。
 
 
 ボウル等で、漬け置き用の塩水を作ります。
 塩と砂糖を入れ、冷水を加えながら、溶け残りが無いよう、泡立て器で混ぜます。
 
 
 砂糖を加えるのは、味を沁み込み易くし、塩味が強くなり過ぎないようにする為。
 冷水を使うのは、豚肉が痛まないよう、冷たい状態をキープする為だそうです。
 
 

ステップ 2  漬け込み。

 塩水が出来たら、鍋やボウルに先程の豚肉を入れ、塩水を注ぎます。
 豚肉が、塩水をちょうどかぶるくらいの大きさがいいです。
 
 うちの鍋だと、ギリッギリでした。(⌒-⌒; ) 
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 ラップを張らずに、液面に落とし、極力空気を抜いて冷蔵庫へ。
 
 ここから、5日〜7日冷蔵庫で寝かします。
 
 寝かせる間、毎日1回は豚肉を取り出し、20回位全体を揉んで、味を馴染ませます。
 
必ず清潔な手で!
 
 ここはチョット手間でしたが、
「おいしくなぁれ、おいしくなぁれ。」
 と毎日揉み揉み。
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 揉んだ後は再び漬け汁に戻します。
 
 この時、必ず上下を返して漬けます。
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 浸け始めが赤身部分が上だったので、今回は脂身が上。
 
 
 3、4日と同じ工程を繰り返して、いよいよ5日目。
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 この頃になると、始めは硬かった脂身も、かなり柔らかくなっています。
 漬け汁がピンクなのは、ヒマラヤ岩塩の影響です。
 
 
 今回は、5日で火を入れました。
 
 セロファンが無いので、ラップを大きめに切り、豚肉全体を包み、ラップの上からたこ糸で成形しつつ、縛ります。
 
 2時間程置いて、常温に戻します。
 
 

ステップ 3  ゆでる。

 鍋に豚肉を入れ、かぶるくらいの水を入れ、火にかけます。
 
 75℃で2時間。
 80℃以上になると、脂身が溶け出してしまうそうです。
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 温度計とにらめっこしながら2時間は、ちとキツイ。
 
 そこで、ちょっと手抜きします。
 保温調理鍋の「シャトルシェフ」。
 
 これだと、内鍋を中に入れておけば、湯温がある程度キープされるので、付きっきりでなくてもOK。
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 冷め過ぎてもいけないので、30〜40分ごと内鍋を出し、75℃まで火にかけます。
 
 これを4回繰り返して、トータル2時間の火入れということにしちゃいました。
 
 

ステップ 4 冷やす。

 内鍋をボールに入れ、流水で冷却。
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 氷を使った「急冷」の方が良いのですが、一般家庭(やもめ暮らし)には、そんなに氷は無い。
 
 ある程度冷めたところで、肉を取り出します。
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 たこ糸とラップを外します。
 ラップの中は、肉汁でタプタプ。
 
 まだあったかい、肉汁出まくりの塊をスライス。
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 アツアツで肉汁たっぷりで、うまい!
 ただ、ハムっぽくない。
 
 冷めた肉を、ラップで包んで冷蔵庫へ。
 
 

ステップ 5  完成!

 一晩寝かした肉を取り出し、スライス。
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 おぉ(≧∇≦)
 ハムっぽくなってる!
 
 赤身はしっとりしてて、食感もハム。
 脂身はくにゅっとした食感で、甘みもあって、おいしい〜!(≧∇≦)
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 心配だったしょっぱさも、いい塩梅。
 
 これをつまみに、ビールがすすむ、すすむ!
 

 水曜日に仕込み始め、月曜日にハムになりました。

 少し時間はかかりますが、漬け込んでゆでるだけで、おいしいハムが出来ました。
 
 
 時間を見て、また作ろうと思います。

 いい肉使ったら、もっとうまいのが出来るかなぁ。
 
青森 やまざきポーク ロース ブロック 約 1kg

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THERMOS 真空保温調理器シャトルシェフ 3.0L ステンレスブラック KBA-3001 SBK

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 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。にしやん(@nishiyan_m)でした。
 
 

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